Archive for the ‘少年事件’ Category

住居侵入で少年を逮捕

2019-01-20

~事件~
千葉県流山市在住のA君は、千葉県内の学校に通う学生です。
A君が学校に通う通学路は、単身向けの住宅が立ち並び、A君は女性の衣服が干してあるマンションの一室に興味を持っていました。
ある日、興味を持っていた一室の窓が開いており、A君は興味本位で被害者Vさんの部屋に侵入しました。
A君が部屋にある衣服や下着を物色していると、別の部屋にいたVさんがA君を発見し流山警察署に通報しました。
A君はその場から逃げましたが、その後警察がA君宅を訪れ事情を聴いた後にA君を逮捕しました。
A君の両親は、少年事件に強い弁護士に接見を依頼し、その後の対応も依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【住居侵入罪】


住居侵入罪とは、正当な理由なく他人の住居に侵入する犯罪行為です。
一般的には「不法侵入」という呼ばれ方をしていますが、正式な罪名は住居侵入となります。
具体的に犯罪が成立する行為としては、住居権者の意に反し敷地内に侵入する等の行為が住居侵入に該当します。
対象となる場所としては、住宅は勿論のこと、一時的に居住しているホテルも含まれることになります。

【住居侵入の処分】


成人の場合、住居侵入で逮捕され正式に起訴され有罪判決を受けると「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金」が科せられることになります。
初犯の場合や反省の態度が見え、被害者と示談が成立している場合には、不起訴処分となる可能性が高くなります。
一方、少年の場合には成人の場合に考慮される要素以外の要素も考慮して家庭裁判所が処分を下すことになります。
住居侵入罪は、刑事事件の中では比較的刑事罰の軽い犯罪ですので、住居侵入のみで少年院に送致される可能性は低いと考えられます。
ただし、以前にも犯罪にあたる行為をして処分を受けている場合や家庭環境生活環境などに問題がある場合などには処分が重くなる可能性がありますので、個別の対応は少年事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県流山市の少年事件で弁護士をお探しの方、子供が住居侵入で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県流山警察署までの初回接見費用:40,900円

少年がスリで逮捕

2019-01-09

~事件~
千葉県袖ケ浦市在住の少年A君は、千葉県内の高校に通っています。
A君は、周りの友人とネットゲームを楽しんでいましたが、次第に友人達がゲームに課金しゲームを有利に進めるアイテムを入手し、A君は友人達に追いつきたいと考えていました。
自身のお小遣いでは課金ができないと考えたA君は、通学途中の電車内でスリを行うようになりました。
主に、女性が肩から掛けてるトートバックを狙い、中から財布を盗み、その中の現金でゲームに課金していました。
ある日、同じ手口でスリを行おうとすると、犯行を警戒していた木更津警察署の捜査員に目撃され窃盗罪で事情聴取をされることになりました。
その後、A君の両親がA君の身元引受人となり釈放されましたが、A君の両親は余罪があることを知り今後の対応を弁護士に相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【スリ事件】


スリとは、相手の衣服や鞄から気づかれないように金品を盗む行為です。
人込みを利用した犯罪で、混雑している公共交通機関や繁華街、年末年始の神社で行われることが多く、一年で最も被害が多いと言われるのが初詣と言われています。
また、近年訪日観光客が急激に増加し、浅草や京都等の観光地が混雑していることからスリが増加していると言われています。
スリは、一般人が容易に犯行に及ぶことができる犯罪で、目先のお金欲しさに犯行に及ぶことが多く、成人だけではく少年も犯行を行うことがあります。

【少年の在宅事件】


少年の在宅事件の場合の流れとしては
①警察が捜査を行い、検察に送致するかどうかを判断する
②送致された場合、その後事件は家庭裁判所に送られる
③家庭裁判所の職員が調査を行い、裁判官が不処分保護処分保護観察少年院送致)の最終判断を行う
になります。
身柄が拘束されている事件と異なり、法律上の期間の制限は無く、長ければ事件発生から最終処分まで半年~1年かかる事件もあります。
理由としては、上記A君のように被害者が多数いるような場合には被害品の特定に時間がかかることや、管轄の家庭裁判所の地域外で事件を起こした場合に事件をまとめるために時間がかかること等が挙げられます。
万が一、捜査機関や家庭裁判所の調査が長期化し、調査期間中に20歳となった場合に通常の刑事事件として扱われ、不起訴処分以上の刑事罰罰金や執行猶予)が科せられると前科が付くことになります。
前科がつくと、公務員国家試験を受験する際の欠格事由となる可能性があり、将来不利益を受ける可能性も少なくありません。
いずれの場合にも、早期の段階で弁護士に相談し事件対応を依頼することをお勧めします。

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初回相談料:無料
千葉県木更津警察署までの初回接見費用:40,200円

半グレグループの傷害事件 

2019-01-03

~事件~
千葉県習志野市在住のA君(18歳)は、半グレと呼ばれ不良グループに所属していました。
グループでは、窃盗した商品を転売や、成人男性に対し恐喝行為を行い金銭を脅し取っていました。
ある日、A君がグループ数人で行動していると、他の半グレグループとトラブルに発展し、A君がV君を殴り全治2週間の怪我を負わせました。
その後、習志野警察署の捜査によりA君の犯行が明らかとなり、グループのメンバー全員が逮捕され、手続きが進み観護措置が取られ、A君は少年鑑別所に収容されました。
A君の両親は、今後のA君の更生を願い少年事件に強い弁護士に事件対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【半グレとは】


半グレとは、暴力団に所属せず犯罪行為を繰り返す集団と定義されています。
100人前後の組織で特殊詐欺等の犯罪を繰り返しているグループから、数人で恐喝窃盗を行っているグループがあると言われ、捜査機関もすべての実態を把握しているとは言えない状況となっています。
半グレが勢力を増した背景としては、暴力団対策法や各都道府県の暴力団排除条例の適用を受けないことが要因であると言われています。
暴力団より格安で用心棒として雇えることや等も半グレが勢力の伸ばしている一因と言われています。
ただ、警察も取り締まりを強化しており、ある地域では半グレグループ数十名を一斉に逮捕したという報道もされているように、今後逮捕者が増加する見込みです。

【半グレグループに所属する少年の弁護活動】


上記A君の場合には、通常の少年事件の対応に加え、半グレグループからの脱退の支援とその後の環境の整備が必要となります。
大きな痛みが伴いますが、半グレグループから脱退し、二度とかかわらないように少年本人と両親が行動することが重要になります。
また、再度非行に走らないよう、両親が学業や生活面でしっかり監督していく必要があります。
ただし、両親の力だけでは対応しきれないことがあり、その場合には少年事件に強い弁護士を少年の付添人弁護士として活動してもらうことをお勧めします。

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初回相談料:無料
千葉県習志野警察署までの初回接見費用:36,700円

【千葉県長生郡睦沢町で少年が誤認逮捕】 少年事件・冤罪事件に強い弁護士が対応

2018-12-23

~事件~
千葉県長生郡睦沢町在住のA君は、アルバイトのため深夜に勤務先に向かっていました。
勤務先に向かう途中、警察官に呼び止められ「近隣で強盗事件が発生した」ことを理由に職務質問を受けました。
やましいことがないA君は素直に職務質問に応じましたが、強盗の犯人と背丈や服装が似ていることから、次第に警察官に追及が厳しくなりました。
怖くなったA君は、その場を立ち去ろうとしましたが、強引に警察官に体を抑え込まれ、そのまま現行犯逮捕されることになりました。
その後、別の人が犯人であることが発覚し、A君は釈放されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)

 

誤認逮捕とは


誤認逮捕とは、捜査機関が無実の人を逮捕してしまうことです。
誤認逮捕は現行犯逮捕で生じやすいと言われ、理由としては逮捕にあたって令状が必要ないことや犯人を逃してはいけない緊急の状況が挙げられます。
最近では、千葉県内で少年2人が傷害の疑いで誤認逮捕され、15時間身柄を拘束されていたことが報道されていました。
このように、いつ誤認逮捕されるか分かりませんので、誤認逮捕された場合の対応を予め知っておく必要があると言えるでしょう。

 

誤認逮捕された場合の対応


まず、自身が誤認逮捕された場合の対応としては
・犯人ではないことを主張する(場合によっては黙秘する)
・接見に来た弁護士に誤認逮捕であることを伝え、今後の対応を相談する
があります。

また、子供やご家族が誤認逮捕された場合は
・早急に弁護士に接見に向かってもらい状況を確認する
身柄解放活動が必要であれば、弁護士に対応を依頼する
・アリバイ等を弁護士に伝え,冤罪だと主張してもらう
上記の活動が挙げられます。
前述した少年2人が誤認逮捕された事件では、15時間で釈放されましたが、真犯人が見つからない場合は拘束が長期化し、勾留される可能性もあります。
初動の対応が遅れると、学校や職場に通うことができず大きな不利益を被ることになります。
ですので、早期に弁護士に相談し接見や身柄解放活動にあたってもらうことをお勧めします。

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【千葉市緑区の少年が友人を殺害し実刑判決】 少年事件における逆送について弁護士が解説

2018-12-21

~事件~
千葉県緑区在住の少年A君は、友人のV君と金銭を巡りトラブルを抱えていました。
A君はV君に腹を立て、先輩に車を手配してもらい、V君を拉致した上で現金を奪い取る計画を企てました。
V君から現金を奪ったA君は、返済しなかった罰として、V君の手足を拘束したうえで殴る蹴る等の暴行を加え死亡させました。
その後、A君は逮捕され家庭裁判所から検察官に送致され、第一審で無期懲役判決が言い渡されました。
(ニュース記事を基にしたフィクションです)

 

少年が引き起こす殺人事件


平成30年12月11日に、千葉県内で18歳の少女が起こした強盗殺人と逮捕監禁事件の控訴審で、第一審の無期懲役を支持する判決が言い渡されました。
この事件は、複数人の少年が知人の少女を強盗した上で畑に穴を掘り生き埋めにして殺害したという事件で、世間に注目されていた裁判でした。
成人の場合、強盗殺人(強盗致死傷罪)は「死刑又は無期懲役」、逮捕・監禁罪は「3か月以上7年以下の懲役」が科せられます。
こうした事件では20歳に満たない少年でも、成人と同様の刑事罰が科せられることがあり、下記で解説していきます。

 

少年事件における逆送とは


通常の少年事件では、家庭裁判所の審判で不処分や保護処分(保護観察や少年院送致)が言い渡されます。
ただし、家庭裁判所の処分よりも、成人と同様の刑事処分が相当とされる重大犯罪(強盗殺人、放火等)の場合には、家庭裁判所から検察官送致(逆送)がされることがあり、この時点から成人と同様の刑事手続が取られます。(少年法第20条1項、2項)
実際のケースでは、前述の18歳の少女が起こした強盗殺人等で逆送され、最終的に無期懲役等が下されています。
また、16歳以上の少年が、故意に人を死亡させた場合には、原則として逆送されることになっています。
このような事件は裁判員裁判になる場合が多く,当初から裁判に向けた入念な準備が必要です。
もし、子供が逆送された場合や逆送される可能性の高い事件を起こした場合は、早急に刑事事件に強い弁護士に相談し今後の対応を依頼することをお勧めします。

千葉市緑区の少年事件で弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
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【千葉県勝浦市の器物損壊で少年を逮捕】 少年事件に強い弁護士に相談

2018-12-12

【千葉県勝浦市の器物損壊で少年を逮捕】 少年事件に強い弁護士に相談

~事件~
千葉県勝浦市在住のA君は、停車していたパトカーを壊したとして、千葉県勝浦警察署の警察官に逮捕されました。
A君は、友人達と放課後に遊んでいた際に、道路に停車していたパトカーを見つけ、警察官が乗車していないことに気づきました。
A君達は、イタズラでワイパーをひねったり、石で窓ガラスを叩き割る等していたところ、警察官が騒ぎに気付きパトカーに駆け付けました。
その後、A君達は警察官に逮捕され、A君の両親は弁護士に今後の対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)

器物損壊罪

器物損壊罪とは、他人の物を損壊または傷害すること犯罪です。
ここで記載されている損壊とは、単純に物を壊す行為だけではなく、物の効用を害する行為(食器に放尿する等)も損壊に含むとされています。
成人の場合、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」が科せられることになります。(刑法第261条)
初犯の場合や、被害者と示談が成立している場合には、不起訴処分となる可能性が高く、よほど悪質な場合や前科・前歴がない限り懲役判決を受ける可能性は低いと言えます。

少年事件の処分

少年事件の場合、最終的な処分は家庭裁判所が下すことになります。
家庭裁判所では、調査官という裁判所の職員が、事件のことや少年の性格、教育環境や交友関係等を調査し、調査の結果や本人や共犯者の供述を基に家庭裁判所の裁判官が最終的な判断を下すことになります。
最終的な処分は審判(成人の場合は公判)の場で言い渡され、主な処分として
①不処分
②保護処分(保護観察や少年院送致)
③検察官送致(逆送)
上記の処分が挙げられます。
いずれの処分となる場合でも、弁護士が付添人として弁護活動を行うことで、処分が軽減される可能性があります、
共犯者のいる少年事件の場合,事件自体の重さや家庭環境だけでなく,友人や学校・職場などの環境も問題となり,これらの環境の調整も重要となりますので、家庭裁判所に事件が送られた場合には、弁護士に対応を依頼することをお勧めします。

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【千葉市緑区の少年が同級生をいじめ逮捕】 少年事件に強い弁護士が対応

2018-12-11

【千葉市緑区の少年が同級生をいじめ逮捕】 少年事件に強い弁護士が対応

~事件~
千葉市緑区在住のA君は、同級生V君をいじめ怪我を負わせたとして、千葉県千葉南警察署の警察官に逮捕されました。
A君は、友人達と日常的にV君に対していじめを行い、日を追う毎にいじめがエスカレートしていきました。
ある日、A君がV君を押さえつけ耳に画びょうを強引に刺し、その様子を録画した映像をSNSに投稿しました。
その後、いじめに耐えかねたV君が両親と学校に被害を訴え、事態を重くみた学校が警察に通報し、A君は逮捕されました。
(実話を基にしたフィクションです)

いじめで逮捕

学校でのいじめが後を絶たないと言われています。
最近では、学校にスマートフォンを持っていく学生が増え、いじめの様子を撮影しSNSに投稿する騒ぎとなることが増えてきています。
いじめで命を落とす生徒がいることから、学校や関係機関も細心の注意を払いいじめの対策を講じていますが、実際にはすべてのいじめに対処できているとは言い難い状況と言われています。
以前までは、学校内でいじめが発覚した場合、いじめを行った少年に対して校則で処罰をしていましたが、最近はいじめの疑いがある段階で警察が動くことも増えてきています。

いじめの刑事罰

いじめは、その態様によって適用される刑法が異なります。
ただし、学校内でのいじめの場合には、暴力行為等の処罰に関する法律(以下暴力行為法)で処罰されることがあります。
集団でいじめを行い相手を暴行脅迫した場合には、「3年以下の懲役または30万円以下の罰金」が科せられることになります。(暴力行為法第1条)
上記の法定刑は、成人に対して科せられるもので少年に対しては科せられませんが、少年の場合は家庭裁判所において法定刑に準じた処分が下されることになります。
また、集団で暴行をして怪我を負わせた場合等は、傷害罪と判断され、少年事件で最も重い少年院送致の処分が科せられる可能性もあります。さらに,死に至る寸前で殺人未遂と判断されるほどの怪我を負わせた場合,家庭裁判所から検察官に送致され(逆送),成人と同様の裁判にかけられる可能性があります。
いずれの場合にも、少年事件に強い弁護士に相談し対応を依頼することをお勧めします。

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千葉県千葉南警察署までの初回接見費用:37,700円

【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士

2018-12-08

【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士

~事件~
千葉県香取郡多古町在住のA君は、シンナーを吸引したとして、千葉県香取警察署逮捕されました。
A君は、学校の先輩から「これ吸ったら気持ちよくなる」とシンナーの吸引を勧められ、断り切れずにシンナーを吸引しました。
ある日、放課後に先輩とシンナー使用していると、巡回中の警察官がシンナー使用している現場を目撃し、A君は逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)

シンナー使用で逮捕

シンナーとは、塗料を薄めるために使用される有機溶剤のことを指し、その成分となるトルエン等とともに、「毒物及び劇物取締法」により、その乱用等が規制されています(3条の3,同法施行令32条の2)。
シンナーを吸引すると、神経が抑制されぼんやりしたり、逆に酩酊状態に近い状態となり気持ちが高揚する等の作用があります。
シンナー使用を続けると、徐々に集中力や判断力が鈍くなり、症状が悪化すると幻覚や幻聴の症状が現れる可能性があります。
また、シンナー使用は化合物を体内に摂取していることになり、脳や臓器に多大な影響を与え、脳の萎縮や失明等の症例が報告されています。
ただ、以前よりシンナー使用で補導・逮捕される少年が減ってきていると言われています。

シンナー使用の刑事罰

シンナー使用(摂取若しくは吸入)は、毒物及び劇物取締法に違反する行為となります。
成人の場合、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金又はこの併科」が科せられることになります。
少年事件の場合には、成人に下される量刑を基準として家庭裁判所が最終的な処分を下すことになります。
初犯の場合、少年事件で最も重い処分とされる少年院送致の可能性は低いですが、前歴やその他薬物の使用歴がある場合には、少年院送致の可能性も否定できません。
シンナー使用などの薬物事件では,薬物の危険性の理解とともに,薬物との関係を絶つ環境づくりなどが重視されます。
最終的な処分を軽くしたいと考えている方は、一度弁護士に相談し事件対応を依頼することをお勧めします。

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【千葉県旭市の自動車窃盗事件で逮捕】 少年事件に強い弁護士に相談

2018-12-04

【千葉県旭市の自動車窃盗事件で逮捕】 少年事件に強い弁護士に相談

~事件~
千葉県旭市在住のA君は、千葉県内で複数台の車を窃盗したとして、千葉県旭警察署に逮捕されました。
A君は、先輩から自動車窃盗し転売する仕事に誘われ、やってはいけないことと分かっていましたが、お金欲しさから仕事に参加しました。
A君は、人気のある高級スポーツカーや、海外に高い値段で輸出できる車種に絞り窃盗を繰り返し、転売して利益を得ていました。
ある日、いつも通り自動車窃盗しようとしていたところ、巡回中の警察官に犯行現場を確認されその場で逮捕されました。
A君のことを心配したA君の両親は、弁護士少年事件の対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)

自動車窃盗

近年防犯技術の向上により、車の窃盗が減ってきていると言われていますが、それでも自動車窃盗事件は後を絶ちません。
狙われる対象としては、人気のスポーツカー(GTーRやインプレッサ等)や高級車(レクサス等)、外国で高く評価されている日本車(ランドクルーザー等のSUV)等が狙われます。
盗まれた車は、盗まれたと分からないようにして国内で販売したり、そのまま海外に輸出して利益を得ていると言われています。
窃盗の対象となっている車が、青空駐車場や街中の一般艇な駐車場にあると、窃盗集団にマークされ、深夜等人気のない時間に犯行に及びます。
自動車窃盗は、単独で行うのが難しく、大半の場合には集団で犯行に及び、現場で車を盗む役として少年が犯罪に関与することがあります。

自動車窃盗の刑事罰

自動車窃盗逮捕され、成人の場合起訴後に有罪判決を受けると「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられることになります。(刑法第235条)
自動車窃盗の場合、万引き等の比較的軽い窃盗とは違い、初犯でも実刑判決を受ける可能性があります。
少年事件の場合には、成人事件であった場合の量刑を基準に処分が下されることになり、比較的重い処分が下される可能性があります。
また、処分が下されるまでの間、証拠の隠滅を防ぐため身柄を鑑別所で拘束される可能性が極めて高いと言えます。
最終的に少年院に身柄が拘束される可能性も十分にありますので、早い段階で弁護士に事件対応を依頼することをお勧めします。

千葉県旭市少年事件でお困りの方、子供が自動車窃盗逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

【千葉県山武市の小学生への強制わいせつ事件】 少年事件に強い弁護士

2018-11-29

【千葉県山武市の小学生への強制わいせつ事件】 少年事件に強い弁護士

~事件~
千葉県山武市在住の大学生A君は、小学校1年生のVさんに対しお尻を触る等わいせつな行為をしたとして、千葉県山武警察署に逮捕されました。
A君は、以前から小学生等の幼い女の子に性的な関心があり、小学生の女の子を見かけると声を掛ける等行い、一度警察から注意を受けていました。
ある日、大学の帰りに好みのVさんを見つけ、性的衝動を抑えきれずVさんに近づき声をかけお尻や上半身を触りました。
事件の様子を見かけた人が警察に通報し、警察が駆け付け目撃者とA君から話を聞き、A君は逮捕されることになりました。
A君の両親は今後のことが心配になり、少年事件に強い弁護士に相談することにしました。
(実話を基にしたフィクションです)

小学生への強制わいせつ

強制わいせつとは、暴力や脅迫を用いて相手に対してわいせつな行為をした場合に成立する犯罪です。
また、被害者が13歳以下の場合には、暴力や脅迫を用いずにわいせつ行為を行ったとしても、強制わいせつが成立することになります。
成人の場合、逮捕後に正式に起訴され有罪判決を受けると「6か月以上10年以下の懲役」が科せられることになります。(刑法第176条)
特に、小学生に対する強制わいせつ事件の場合には、捜査機関が事件を重く見る場合があり、報道や重い刑事処分が科せられる可能性もあります。
小学生や幼児に対して性的な関心や性的嗜好をペドフィリアと呼び、一部では医学的な疾患と言われています。
実際に小学生に対してわいせつな行為をすると、強制わいせつ罪に該当するため十分に注意する必要があります。

少年事件の流れ

少年事件の場合、警察から事件が検察に送られ、その後家庭裁判所が最終的な処分を下すことになります。
家庭裁判所に事件が送られると、調査官が事件に至った経緯やこれまでの経歴について少年本人や両親等監督者などから調査することになります。
調査内容を考慮し、家庭裁判所の裁判官が最終的な処分を下すことになります。
この間、弁護士が少年の付添人として事件に関わることで、家庭裁判所に対し少年の更生の可能性を訴え、最終的な処分の軽減をすることも可能になります。
また、強制わいせつ事件の場合には、被害者との示談交渉も必要になる場面があり、弁護士に示談交渉の対応を依頼することもできます。
具体的な弁護活動は事件によって異なりますので、詳しくは少年事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県山武市少年事件でお困りの方、子供が強制わいせつ事件を起こした方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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