Archive for the ‘薬物事件’ Category
薬機法違反で逮捕
~事件~
千葉県流山市在住のAさんは、インターネットを通じて健康食品の販売を行っています。
Aさんは、売り上げが低迷している打開策として、インターネット上で無許可で医薬品を販売しました。
インターネットで医薬品が購入できるということで、売り上げが急激に増加し、その後もAさんは医薬品の販売を継続しました。
ある日、Aさんの自宅に捜索差押許可状を持った流山警察署の警察官が訪れ、Aさんのパソコンや医薬品の販売に関する資料が押収されました。
警察の捜査の結果、Aさんが無許可で医薬品を販売している疑いが強くなり、Aさんは警察に逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)
【薬機法とは】
薬機法とは、正式には医薬品医療機器法という法律で、略称として薬機法(旧薬事法)と呼ばれています。
この法律では、医薬品の取り扱いに関するルールが定められており、医薬品の販売・広告等が規制されています。
薬機法が注目を浴びる事件としては、危険ドラッグの使用・販売や無許可での医薬品の販売事件です。
危険ドラッグに関しては、現状覚せい剤取締法や麻薬取締法で取り締まることができないため、薬機法が適用されるケースが多いと言われています。
【薬機法の刑事罰】
上記Aさんの場合、無許可で医薬品を販売している行為が、薬機法違反となります。
医薬品を販売するには、各都道府県知事の許可が必要になります。(薬機法第24条1項、26条1項)
また、医薬品を販売する目的で所持していた場合も薬機法違反となります。(薬機法第84条)
逮捕後に正式に起訴され有罪判決を受けると、「3年以下の懲役又は300万円以下の罰金」が科せられることになります。
初犯や販売量が少ない場合には、不起訴処分や罰金刑で済むこともありますが、前科・前歴がある場合や犯行が悪質な場合は、懲役刑が科せられる可能性も考えられます。
処分の見込みに関しては、一度刑事事件に強い弁護士に相談し、必要に応じて弁護活動を依頼することをお勧めします。
千葉県流山市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が薬機法違反で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県流山警察署までの初回接見費用:40,900円
覚せい剤事件で無罪
~事件~
千葉県内在住のAさんは、年末年始に休暇で海外旅行に出かけていました。
旅先でスーツケースが壊れたため、現地の知り合いを通じて新しいスーツケースを購入し、帰国する際に荷物を詰め込んでいました。
旅先から成田国際空港に降り立ったところ、手荷物検査で引き留められ、スーツケースの中を調べられることになりました。
違法な物は一切持ち込んだ覚えがないため、Aさんが不審に思っていると、スーツケースの中から大量の覚せい剤が見つかりました。
その後、Aさんは千葉県成田国際空港警察署の警察官に逮捕され、接見に来た弁護士に無罪を主張したい旨伝え、その後の対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【覚せい剤事件で無罪】
覚せい剤事件には、様々な種類があります。
覚せい剤の使用や所持、他人への譲渡、営利目的での輸出入等が挙げられ、それぞれに罰則規定があります。
被疑者や被告人が罪を認め、執行猶予や実刑判決を受けることが多いと言われていますが、一部では否認(やっていない、知らなかった)の事件もあります。
昨年実際にあった事件を例にすると、男性が知人から購入した鞄の中に覚せい剤が隠されており、覚せい剤の輸入の罪に問われた事件がありました。
最終的に、男性側が無罪を主張したことや、男性が覚せい剤が鞄の中に隠されたいたことを警戒できなかった等の理由を考慮し、第一審で無罪判決が言い渡されました。
【覚せい剤事件で無罪】
上記Aさんの場合、覚せい剤の輸入に故意がなかった(まったく知らなかったこと)を主張していくことが考えられます。
その際に注意することとしては、供述調書で不利な内容を記載されないことです。
供述調書とは、捜査の過程で被疑者や参考人が発言した内容をまとめた書類です。
供述調書は、最終的に裁判でも採用される証拠となるため、非常に重要なものになります。
ここに、故意を主張していない内容(覚せい剤と認識できた可能性等)が記載されると、その後の裁判で故意否認の主張が通らず、不利な判決を受ける可能性があります。
これらの事態に対応するためには、弁護士に相談した上で事件に対応することが極めて重要になります。
弁護士から取り調べの対応方法や、今後の流れを把握することで落ち着いて事件に対応することができます。
ですので、身に覚えのない覚せい剤事件に巻き込まれた場合は、すぐに弁護士に相談することをお勧めします。
千葉県成田国際空港で覚せい剤事件に巻き込まれた方、覚せい剤事件で無罪を主張したい方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県成田国際空港警察署までの初回接見費用:39,200円
千葉県夷隅郡御宿町の職務質問から刑事事件化 弁護士に相談し無罪を主張
千葉県夷隅郡御宿町の職務質問から刑事事件化 弁護士に相談し無罪を主張
~事件~
千葉県夷隅郡御宿町在住のAさんは、以前から覚せい剤を使用し常に持ち歩いていました。
ある日、深夜路上を徘徊していると、巡回中の警察官に「こんばんわ」と声を掛けられ、職務質問が始まりました。
Aさんは、職務質問が任意であることを確認し、その場から立ち去ろうとしたところ、警察官に強引にカバンの中を調べられ、覚せい剤が見つかりました。
その後、覚せい剤の陽性反応が出たことでAさんは逮捕されることになりました。
Aさんは、強引にカバンを調べられたことに不満を持ち、弁護士に今後の対応を相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)
職務質問とは
職務質問とは、警察官職務執行法(以下警職法)によって定められた行政警察活動の一部です。
職務質問が行われる対象者は
①異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由がある者(警職法第2条1項)
②既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者(同上)
です。
同条文中で認められている行為は「停止させて質問ができる」ということに限られており、これが職務質問と言われている理由です。
また、警職法2条3項では、答弁を強要されることはないと規定されていて、職務質問に答えるかどうかは任意となっています。
ですので、単純な職務質問の場合は、その場から立ち去ったとしても、警察署へ連行されたり逮捕されることはないという建前になっています。
しかし、実際には半ば強要するような形で職務質問が行われたり、それに付随して所持品検査が行われることがあります。
その中でもし覚せい剤等の違法な物を所持していた場合、後に公判で検察側の証拠品となり、証拠として認められ公判が進むと、事件によっては有罪となり執行猶予判決や実刑判決が下されることになります。
職務質問から刑事事件化した場合の対応方法
刑事事件化した場合には、弁護士に相談し事件対応を依頼した上で
①職務質問が違法な態様で行われたこと
②違法な捜査で押収された証拠品であること
以上の点を主張していくことで、証拠とすべきでないとして証拠調べされず,検察官の立証がされなかったとして最終的に無罪判決を獲得できる可能性がでてきます。
事件毎に対応が異なるため、詳しくは弁護士に相談することをお勧めします。
千葉県夷隅郡御宿町の刑事事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県いすみ警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい
【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士
【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士
~事件~
千葉県香取郡多古町在住のA君は、シンナーを吸引したとして、千葉県香取警察署に逮捕されました。
A君は、学校の先輩から「これ吸ったら気持ちよくなる」とシンナーの吸引を勧められ、断り切れずにシンナーを吸引しました。
ある日、放課後に先輩とシンナーを使用していると、巡回中の警察官がシンナーを使用している現場を目撃し、A君は逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)
シンナー使用で逮捕
シンナーとは、塗料を薄めるために使用される有機溶剤のことを指し、その成分となるトルエン等とともに、「毒物及び劇物取締法」により、その乱用等が規制されています(3条の3,同法施行令32条の2)。
シンナーを吸引すると、神経が抑制されぼんやりしたり、逆に酩酊状態に近い状態となり気持ちが高揚する等の作用があります。
シンナーの使用を続けると、徐々に集中力や判断力が鈍くなり、症状が悪化すると幻覚や幻聴の症状が現れる可能性があります。
また、シンナーの使用は化合物を体内に摂取していることになり、脳や臓器に多大な影響を与え、脳の萎縮や失明等の症例が報告されています。
ただ、以前よりシンナーの使用で補導・逮捕される少年が減ってきていると言われています。
シンナー使用の刑事罰
シンナーの使用(摂取若しくは吸入)は、毒物及び劇物取締法に違反する行為となります。
成人の場合、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金又はこの併科」が科せられることになります。
少年事件の場合には、成人に下される量刑を基準として家庭裁判所が最終的な処分を下すことになります。
初犯の場合、少年事件で最も重い処分とされる少年院送致の可能性は低いですが、前歴やその他薬物の使用歴がある場合には、少年院送致の可能性も否定できません。
シンナー使用などの薬物事件では,薬物の危険性の理解とともに,薬物との関係を絶つ環境づくりなどが重視されます。
最終的な処分を軽くしたいと考えている方は、一度弁護士に相談し事件対応を依頼することをお勧めします。
千葉県香取郡多古町の少年事件でお困りの方、子どもがシンナー使用で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県香取警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい
【千葉県鎌ケ谷市の薬物事件で逮捕】 接見禁止解除は弁護士に相談
【千葉県鎌ケ谷市の薬物事件で逮捕】 接見禁止解除は弁護士に相談
~事件~
千葉県鎌ケ谷市在住のAさんは、乾燥大麻を所持していたとして、千葉県鎌ケ谷警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、インターネットを通じて乾燥大麻を購入し、知人に大麻を購入したことを仄めかしてたところ、自宅を訪れた警察官に逮捕されました。
Aさんの両親は、面会するため警察署を訪れましたが、警察官から面会できない旨伝えられ、今後の対応を弁護士に相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)
接見禁止とは
接見禁止とは、一般人が刑事施設に収容されている被疑者や被告人と接見(面会)することを禁止する処分のことを言います。
接見禁止の処分が下されると、家族や親戚であっても一切接見することができず、逮捕された事情等を聴くことはできません。
接見禁止は、逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合に認められ、主に組織的な詐欺事件や薬物事件に関与している被疑者に対し、接見禁止の処分が下されることが多いと言われています。
接見禁止となった場合の対応
家族や友人が逮捕され、接見禁止の処分が下された時にとる対応としては
①弁護士に接見に向かってもらう
②弁護士に接見禁止を解除してもらう
以上の2つの対応があります。
①に関しては、弁護士は被疑者・被告人と回数や時間の制限がなく接見することが可能で、接見禁止処分が下されていたとしても弁護士は接見することができます。
これは、被疑者・被告人の権利(接見交通権)として認められています。
弁護士に接見に向かってもらい、当時の状況を聞き取りしてもらうことや伝言を伝えてもらうことも可能です。(事件の内容により伝言・報告できないことがあります)
②に関しては、接見禁止決定に対して準抗告・抗告を行う、又は解除の申立を行う方法があります。後者の場合、弁護士から裁判所に接見禁止に対し解除を申し立て、裁判所がこれを認めた場合には、接見禁止が解除され、家族や友人が面会に訪れることができます。
実際に接見禁止が全ての人との関係で解除されるケースは少なく、被疑事実を否認している場合等はさらに難しくなりますが,家族だけ接見禁止を解かれる可能性は十分にあります。
ですので、早期に被疑者・被告人と面会したいと考えている方は、一度弁護士に相談することをお勧めします。
千葉県鎌ケ谷市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が逮捕され接見禁止を解除したいと考えている方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
千葉県鎌ケ谷警察署までの初回接見費用:37,900円
【千葉市花見川区の覚せい剤再犯事件で逮捕】 弁護士に相談
【千葉市花見川区の覚せい剤再犯事件で逮捕】 弁護士に相談
~事件~
千葉県花見川区在住のAさんは、覚せい剤を所持し使用したとして、千葉県千葉西警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、2年前に覚せい剤を所持し使用したとして逮捕され、執行猶予中でしたが、覚せい剤を止めることができず再び購入しました。
その後、路上で警察官に職務質問された際に覚せい剤が発見され逮捕されました。
Aさんの両親は、覚せい剤の再犯の弁護活動について弁護士に相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【覚せい剤の再犯事件】
覚せい剤等の薬物事件に限らず、刑事事件において同じ犯罪を何度も繰り返すことを再犯と言います。
再犯が多い事件としては、窃盗(万引き)と薬物事件(覚せい剤)が代表的なものとして挙げられます。
覚せい剤再犯事件の場合、捜査機関の統計では再犯率が約60%というデータもあり、非常に高い再犯率となっています。
【覚せい剤の量刑】
上記Aさんのように、覚せい剤の所持と使用は覚せい剤取締法に違反する行為となります。
正式に起訴後に有罪判決を受けると、「10年以下の懲役」が科せられることになります。(覚せい剤取締法第41条の2第1項、41条の3第1項1号)
【覚せい剤の再犯の弁護活動】
執行猶予中や刑期を終えた後に逮捕された場合でも、刑事手続きの流れには変わりがありませんが、最終的な刑事罰が重くなる可能性があります。
刑事罰が重くなった結果、執行猶予中に懲役刑の実刑が科せられると、執行猶予が取り消されることになり、猶予されていた刑事罰と合わせて刑務所に入ることになります。
覚せい剤の再犯で執行猶予判決を獲得することは非常に困難ですが、新たな刑が1年以下の懲役に留まり,特に執行猶予にするべき事情があれば,執行猶予が付き,前の刑も今回の刑も服さずに済む可能性があります。
ですので、覚せい剤の再犯をしてしまった場合は、なるべく早く弁護士に相談し、今後の対応を協議することが得策と言えるでしょう。
千葉市花見川区の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が覚せい剤再犯事件を起こした方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県千葉西警察署までの初回接見費用:36,300円
【千葉県大網白里市の大麻栽培で逮捕】 執行猶予は弁護士に相談
【千葉県大網白里市の大麻栽培で逮捕】 執行猶予は弁護士に相談
~事件~
千葉県大網白里市在住のAさんは、自宅で大麻を栽培していたとして千葉県東金警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、自身で大麻を使用するために自宅に大麻を栽培する器具を導入し栽培を行っていたところ、千葉県東金署の警察官が自宅を訪れその場で逮捕されました。
Aさんは、過去にも大麻の所持で逮捕され執行猶予中であったこともあり、今後の対応を弁護士に相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【大麻栽培で問われる罪】
大麻取締法では、「大麻取扱者でなければ、大麻を所持し、栽培し、譲り受け、譲り渡し、又は研究のため使用してはならない」と規定されています。(大麻取締法第3条1項)
海外の一部の国では、大麻(マリファナ)が合法化されている国もあります。最近ではカナダで大麻の使用が解禁されましたが、日本では所持、栽培、譲渡等が禁止されています。
上記Aさんの場合、自宅で大麻を栽培していることが大麻取締法で禁止されている行為となり、起訴後に有罪判決を受けると「7年以下の懲役」が科せられます。(大麻取締法第24条1項)
また、営利目的で大麻栽培を栽培していたと判断されると、「10年以下の懲役、又は情状により10年以下の懲役及び300万円以下の罰金」が科せられることになります。(大麻取締法第24条2項)
さらに、大麻の栽培や譲り渡しを業としていた(大麻の売人等)とみなされると,麻薬特例法(国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律)が適用され,大麻取締法より重い刑が科せられます(同法5条2号:無期又は5年以上の懲役及び1000万円以下の罰金)。
【執行猶予中に逮捕されると】
執行猶予中に逮捕されても、逮捕から起訴されるまでの流れは通常の刑事手続きが取られます。
ただし、最終的に裁判所が下す判決の量刑(懲役の長さ等)が重くなる可能性が高くなります。
刑事罰が重くなった結果、執行猶予中に実刑の懲役刑が科せられると、執行猶予が取り消され、猶予されていた刑と合わせて刑務所に入所します。
一方で,新たな刑が1年以下の懲役又は禁錮に留まり,特に執行猶予にするべき事情があれば,再度執行猶予が付き,前の刑も今回の刑も服さずに済む可能性があります。
もし、執行猶予中に逮捕や起訴された場合は、なるべく早く弁護士に相談し、今後の対応を協議することが得策と言えるでしょう。
千葉県大網白里市の薬物事件でお困りの方、ご家族やご友人が大麻栽培で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
【千葉県印旛郡栄町の大学生が危険ドラッグ所持】 更生を考える弁護士
【千葉県印旛郡栄町の大学生が危険ドラッグ所持】 更生を考える弁護士
~事件~
千葉県印旛郡栄町在住の大学生A君は、危険ドラッグを所持していたとして千葉県成田警察署の警察官に逮捕されました。
A君は、インターネット上のサイトで「アロマ」と称した危険ドラッグを購入し、友人ら数人で使用していました。
その後も継続して購入していましたが、ある日警察官に職務質問され手荷物検査で危険ドラッグが発見され、検査の結果危険ドラッグであることが判明し逮捕されました。
(実話を基にしたフィクションです)
【大学生の危険ドラッグ】
大学生に関わらず、高校生等未成年の間で薬物が蔓延しており、最近では中学生が大麻を所持していたことが発覚し大きく報道されていました。
その中でも、危険ドラッグは「アロマ」や「お香」等と称し、使用目的を隠して販売されインターネット上で販売されていることが多く、未成年でも容易に購入できる環境となっています。
成人の場合、危険ドラッグを所持していた場合には薬機法違反となり、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又は懲役と罰金の併科」となります。(薬機法第84条26号・76条の4)
大学生の場合、成人の場合はそのまま成人の刑事手続きの流れが取られますが、未成年の大学生の場合には、少年事件の扱いとなり、最終的な判断は家庭裁判所が行うことになります。
【大学生の更生】
危険ドラッグを所持し家庭裁判所に事件が送られると、家庭裁判所の裁判官や職員が少年について性格や家庭環境を調査します。
その後、審判が開かれ保護観察や少年院送致等の処分が下されることになります。
家庭裁判所の判断としては、今回の事件を反省しているかや今後の更生の可能性に重きを置いて判断することになります。
ここで重要となってくるのが、家庭裁判所の裁判官に対して更生するために努力をしている又は今後努力することを示していくことです。
具体的には
①薬物に関する正しい知識を取得する
②交友関係を改善する
③家族や第三者の手助けを受ける
等が代表的な例として挙げられます。
中には友人関係を解消する等大学生や未成年にとって痛みを伴うものもありますが、上記の方法で更生を図ることを家庭裁判所に示すことで寛大な処分が下されることも可能になります。
今後の更生に関しては、一度弁護士に相談の上、本人や本人の家族を含めて対応していくことをお勧めします。
千葉県印旛郡栄町の刑事事件でお困りの方、大学生の子供が危険ドラッグ所持で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
【千葉県我孫子市の薬物事件で未成年を逮捕】 少年事件に強い弁護士が対応
【千葉県我孫子市の薬物事件で未成年を逮捕】 少年事件に強い弁護士が対応
~事件~
千葉県我孫子市在住の大学生Aくんは、大麻を所持していたとして千葉県我孫子警察署の警察官に逮捕されました。
Aくんは、大学の友達と大麻を購入し使用していたところ、A君の挙動を不審に思った警察官が職務質問し所持品検査したところ大麻を所持していることが発覚しました。
薬品検査でも陽性反応が出たため、A君は逮捕され、A君の両親は詳しい事情を聞くために弁護士に接見を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【未成年の薬物事件】
捜査機関の統計で、平成28年度に大麻所持で逮捕された未成年(少年)は、206人で、その他覚せい剤取締法違反等で144人が逮捕されています。(平成29年版犯罪白書参照)
覚せい剤での未成年の逮捕は年々減少傾向にありますが、大麻取締法違反で逮捕される未成年は26年から増加傾向にあり、未成年の間で大麻が広がっている状況です。
未成年の間で大麻が広まっている理由としては、覚せい剤に比べて価格が安いことや容易に大麻を入手できる社会的状況となっていること等が挙げられます。
【未成年が薬物で逮捕された場合】
未成年が薬物で逮捕されると、成人と同様に警察で取り調べを受け、身体拘束を受けることになります。
薬物事件の場合には、入手ルート等を捜査機関が詳しく取り調べるため10日間の勾留に加えて勾留延長となる場合が大半で、最長で10日間延長されるケースもあります。
その後、事件は家庭裁判所に送致され、薬物事件の場合には多くは「観護措置」という処分を受けることになります。
「観護措置」とは、少年鑑別所で未成年の身体を確保し、裁判所の調査官が面談を行う等最終的な処分決定に向けて調査が進められることになります。
【未成年の薬物事件の弁護活動】
未成年の薬物事件の場合、初犯であれば保護観察処分となるケースが多く、自宅に戻り普段の生活に戻ることができます。
ただし、観護措置で身体拘束を受ける可能性が高く、その間は学校や職場に通うことはできず、日常生活に支障をきたすことになります。
Aくんのような大学生の場合、出席しなければならない講義にでられなかったり、定期試験を受けることもできません。
早期に弁護士に相談し、弁護士を通じて家庭裁判所に学校の事情や再犯しないように周囲の環境を整えたことを訴えかけることで、観護措置の回避や取消をすることも可能です。
事件毎に対応方法が異なりますので、詳しくは少年事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
千葉県我孫子市の少年事件で弁護士をお探しの方、お子様が薬物事件で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
お問合せは、0120-631-881へ。
【千葉市花見川区の車内に大麻所持で逮捕】 薬物事件に強い弁護士が対応
【千葉市花見川区の車内に大麻所持で逮捕】 薬物事件に強い弁護士が対応
~事件~
千葉市花見川区在住のAさんは、自身が所有する車の中に大麻を保管していたとして、千葉県千葉北警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、インターネットを通じて乾燥大麻を購入し、吸引パイプ等を用いて車内で使用していました。
深夜に路上駐車していたところ、警察官に職務質問され、その後車内を調べたところ乾燥大麻が見つかり、薬品検査で大麻の陽性反応がでたため、Aさんは現行犯逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)
【大麻について解説】
現在市場に違法に流通している大麻として、
①乾燥大麻(大麻草の花や葉を乾燥させた加工品)
②大麻樹脂(花や葉から取れる樹液を固形化させた加工品)
③液体大麻(大麻成分を抽出した加工品)
上記の3つが挙げられます。
いずれも状態で所持していたとしても、大麻取締法違反となります。
覚せい剤等の薬物よりも危険性が低く海外では合法化されている国という情報がインターネット上に記載されていることもありますが、日本の法律では大麻の所持は禁止されています。
【大麻所持の刑事罰】
大麻の所持は、大麻取締法に違反する犯罪行為となります。
逮捕後に起訴され有罪判決を受けると、「5年以下の懲役」が科せられることになります。
また、他人に販売や転売していた場合は、営利目的とされることがあり、その場合「懲役7年以下又は情状により7年以下の懲役及び200万円以下の罰金」が科せられることになります。
【大麻所持の弁護活動】
大麻所持で逮捕された場合の弁護活動としては、大麻を所持していたことを謝罪し再犯しないことを示すことが挙げられます。
深く反省し再犯に向かっていることが捜査機関に伝われば、刑事罰軽減の可能性が出てきます。
初犯の場合であれば執行猶予判決がでるケースもありますが、大麻を所持していた量等を考慮して懲役実刑判決が下される可能性も否定できません。
事件毎に弁護活動が変わってきますので、詳しくは薬物事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
千葉市花見川区の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が大麻の所持で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
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千葉県千葉北警察署までの初回接見費用:37,600円