【千葉県印旛郡栄町の大学生が危険ドラッグ所持】 更生を考える弁護士

【千葉県印旛郡栄町の大学生が危険ドラッグ所持】 更生を考える弁護士

~事件~
千葉県印旛郡栄町在住の大学生A君は、危険ドラッグ所持していたとして千葉県成田警察署の警察官に逮捕されました。
A君は、インターネット上のサイトで「アロマ」と称した危険ドラッグを購入し、友人ら数人で使用していました。
その後も継続して購入していましたが、ある日警察官に職務質問され手荷物検査で危険ドラッグが発見され、検査の結果危険ドラッグであることが判明し逮捕されました。
(実話を基にしたフィクションです)

【大学生の危険ドラッグ】
大学生に関わらず、高校生等未成年の間で薬物が蔓延しており、最近では中学生が大麻を所持していたことが発覚し大きく報道されていました。
その中でも、危険ドラッグは「アロマ」や「お香」等と称し、使用目的を隠して販売されインターネット上で販売されていることが多く、未成年でも容易に購入できる環境となっています。
成人の場合、危険ドラッグ所持していた場合には薬機法違反となり、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又は懲役と罰金の併科」となります。(薬機法第84条26号・76条の4)
大学生の場合、成人の場合はそのまま成人の刑事手続きの流れが取られますが、未成年の大学生の場合には、少年事件の扱いとなり、最終的な判断は家庭裁判所が行うことになります。

【大学生の更生】
危険ドラッグ所持し家庭裁判所に事件が送られると、家庭裁判所の裁判官や職員が少年について性格や家庭環境を調査します。
その後、審判が開かれ保護観察や少年院送致等の処分が下されることになります。
家庭裁判所の判断としては、今回の事件を反省しているかや今後の更生の可能性に重きを置いて判断することになります。
ここで重要となってくるのが、家庭裁判所の裁判官に対して更生するために努力をしている又は今後努力することを示していくことです。
具体的には
①薬物に関する正しい知識を取得する
②交友関係を改善する
③家族や第三者の手助けを受ける
等が代表的な例として挙げられます。
中には友人関係を解消する等大学生や未成年にとって痛みを伴うものもありますが、上記の方法で更生を図ることを家庭裁判所に示すことで寛大な処分が下されることも可能になります。
今後の更生に関しては、一度弁護士に相談の上、本人や本人の家族を含めて対応していくことをお勧めします。

千葉県印旛郡栄町の刑事事件でお困りの方、大学生の子供が危険ドラッグ所持で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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