千葉県夷隅郡御宿町の職務質問から刑事事件化 弁護士に相談し無罪を主張

千葉県夷隅郡御宿町の職務質問から刑事事件化 弁護士に相談し無罪を主張

~事件~
千葉県夷隅郡御宿町在住のAさんは、以前から覚せい剤を使用し常に持ち歩いていました。
ある日、深夜路上を徘徊していると、巡回中の警察官に「こんばんわ」と声を掛けられ、職務質問が始まりました。
Aさんは、職務質問が任意であることを確認し、その場から立ち去ろうとしたところ、警察官に強引にカバンの中を調べられ、覚せい剤が見つかりました。
その後、覚せい剤の陽性反応が出たことでAさんは逮捕されることになりました。
Aさんは、強引にカバンを調べられたことに不満を持ち、弁護士に今後の対応を相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)

職務質問とは

職務質問とは、警察官職務執行法(以下警職法)によって定められた行政警察活動の一部です。
職務質問が行われる対象者は
①異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由がある者(警職法第2条1項)
②既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者(同上)
です。
同条文中で認められている行為は「停止させて質問ができる」ということに限られており、これが職務質問と言われている理由です。
また、警職法2条3項では、答弁を強要されることはないと規定されていて、職務質問に答えるかどうかは任意となっています。
ですので、単純な職務質問の場合は、その場から立ち去ったとしても、警察署へ連行されたり逮捕されることはないという建前になっています。
しかし、実際には半ば強要するような形で職務質問が行われたり、それに付随して所持品検査が行われることがあります。
その中でもし覚せい剤等の違法な物を所持していた場合、後に公判で検察側の証拠品となり、証拠として認められ公判が進むと、事件によっては有罪となり執行猶予判決や実刑判決が下されることになります。

職務質問から刑事事件化した場合の対応方法

刑事事件化した場合には、弁護士相談し事件対応を依頼した上で
職務質問が違法な態様で行われたこと
②違法な捜査で押収された証拠品であること
以上の点を主張していくことで、証拠とすべきでないとして証拠調べされず,検察官の立証がされなかったとして最終的に無罪判決を獲得できる可能性がでてきます。
事件毎に対応が異なるため、詳しくは弁護士相談することをお勧めします。

千葉県夷隅郡御宿町刑事事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県いすみ警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい

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