児童に対する性交渉で逮捕

~事件~
千葉県館山市在住の女性Aさんは、千葉県内の会社に勤務するOLです。
Aさんは、自宅でゲームをするのが趣味で、最近は専らオンラインゲームを楽しんでいました。
ある日、オンラインゲームで知り合ったV君(11歳)と知り合い、近隣に住んでいることもありAさんはV君を自宅に招きました。
その後、AさんはV君に対し性交渉を強要し、実際に性交渉をすることになりました。
V君が帰宅し、Aさんにされたことを両親に話したところ、V君の両親は館山警察署に通報し、事件が発覚することになりました。
(実話を基にしたフィクションです)

【児童に対する性交渉】

先日、20代の女性が12歳の児童にみだらな行為をし強制性交等罪で逮捕されたという報道があり、その報道を見てインターネット上でも話題となり、様々な意見が飛び交う事態となりました。
一般的には、男性が女性に対して性交渉を強要し事件となることが多いですが、今回の事件のように女性が男性に性交渉を強要する事件も一定数存在します。
2017年に刑法の一部改正があり、強制性交罪(旧強姦罪)に被害者の性別の区分が無くなったこともあり、性別関係なく相手の許可なく性交渉を行った場合は刑事罰が科せられる可能性があります。

【強制性交の刑事罰】

上記Aさんの場合、Vさんに対する行為が強制性交に該当することになります。
逮捕後に正式に起訴され有罪判決を受けると、「5年以上の有期懲役」が科せられることになります。
被害者が13歳以上の場合には、暴行・脅迫を用いて性交渉をすると強制性交に該当しますが、被害者が13歳未満の場合には暴行・脅迫が無くても強制性交が成立します。
ですので、被害者が嫌がる素振りを見せなかったや当事者で合意していたということは関係なく犯罪が成立します。

【強制性交の弁護活動】

上記Aさんの場合には、被害者(被害者の保護者)との示談が効果的です。
被害者と示談が成立した場合、起訴される可能性を軽減させることができ、起訴されたとしても執行猶予を獲得できる可能性が高くなります。
詳しい示談の手続きに関しては、一度刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県館山市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が強制性交で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県館山警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい

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