~事件~
千葉市美浜区在住のAさんは、千葉市内の会社に勤務する会社員です。
Aさんは、アニメキャラクターのフィギュアやグッズを集めることが趣味で、店舗やインターネット経由で購入していました。
ある日、購入したキャラクターを改造したものをSNSに投稿すると販売してほしいとの要望を受け、実際に販売しました。
その後も販売してほしいとの声が多く、Aさんは大量にフィギュアを仕入れ改造した上でインターネット経由で販売し多額の利益を得ました。
しかし、改造されたフィギュアをサイバーパトロールで発見した千葉西警察署の警察官が捜査し、Aさんが改造していることが判明し、Aさんは著作権法違反で逮捕されることになりました。
Aさんの両親は、早期の釈放を求めて弁護士に事件対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【著作権法違反】
著作権法とは、著作物の権利を保護する法律です。
著作物とは、思想や感情を表現したもので、文学や音楽、美術品等が著作物に該当します。
具体的な著作物としては、小説や映画、絵画等で、上記Aさんが改造したフィギュアも著作物に該当します。
これらの物を、無断で複写し販売した場合には著作権法違反となり、刑事処分が科せられることになります。
仮に、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金又は懲役と罰金を併科」が科せられることになります。
【早期釈放となるためには】
早期釈放となる刑事事件としては
・非常に軽い犯罪(微罪)の場合
・勾留請求せず又は勾留却下の場合
・不起訴処分となった場合
等があります。
一般的には、弁護士が正式に捜査機関に申立をしない限りは、釈放は捜査機関の判断となり、捜査機関が取り調べの必要があると判断した場合には身柄の拘束が長期化することになります。
弁護士が事件対応している場合、適宜捜査機関に対し、被疑者の釈放を求める活動をすることができます。
事件毎に対応が異なりますので、詳しくは刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
千葉市美浜区の刑事事件で弁護士をお探しの方、ご家族やご友人が著作権法違反で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県千葉西警察署までの初回接見費用:36,300円