【千葉県君津市の酒酔い運転で逮捕】 早期釈放は弁護士に相談
~事件~
千葉県君津市在住のAさんは、酒に酔った状態で車を運転したとして、千葉県君津警察署に逮捕されました。
Aさんは、仕事後に職場の同僚達と食事に出かけ、終電間際まで飲酒し泥酔に近い状態になりました。
同僚から、車では絶対に帰らないように注意されていましたが、終電を逃したこともありAさんは車を運転し帰宅しようとしました。
運転後数分で、電柱にぶつかり停車しているところを見かけた人が通報し警察が駆け付けたところ、車内から酒の匂いがしたため警察が呼気検査を行いました。
基準値以上のアルコール度数で、正常に車を運転できない状態であったことから、Aさんは酒酔い運転で逮捕され身柄を拘束されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)
酒酔い運転
酒酔い運転とは、呼気のアルコール濃度は関係なく、アルコールを摂取した影響で正常に車両を運転できない状態で運転することを言います。
具体的には、ろれつが回らないことや真っすぐ歩けない歩行困難な状態となっている場合に酒酔い運転となります。
一方酒気帯び運転の場合には、呼気中のアルコール濃度の基準(呼気1リットルあたり0.15mg以上)が設けられており、基準値を超えた場合に酒気帯び運転となります。
捜査機関の統計では、平成29年度に千葉県内で飲酒運転に伴う事故が178件発生しており、事故に至らなかった飲酒運転の数を含めるとそれ以上の人が検挙されている状況です。
特に年末年始には、忘年会や新年会で普段より飲酒する機会が増加し、飲酒運転で検挙される人が通常月よりも増えると言われています。
酒酔い運転で逮捕されると
酒酔い運転が警察に発覚した場合
①飲酒運転の前科・前歴がある
②人身事故に発展している
③警察から逃走を図る
以上のいずれかの条件に該当すると、逮捕される可能性が極めて高くなります。
また、そもそも酒酔い運転が非常に危険な行為なので、警察に酒酔い運転が発覚した時点で逮捕される可能性も十分あります。
酒酔い運転の刑事罰
酒酔い運転で逮捕され、起訴後に有罪判決を受けると「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。
また、刑事罰とは別に行政上の処分も下され、酒酔い運転の場合35点の違反点数になり、免許取り消し処分(欠格期間3年)となります。
初犯で被害者がいない場合には、罰金で済むことがありますが、被害者が死傷している場合等はより重い危険運転致死傷として起訴され執行猶予や実刑判決が下される可能性が高くなります。
いずれの場合にも、早期に弁護士に相談し、身柄が拘束されている場合には早期釈放に動いてもらうことをお勧めします。
千葉県君津市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が酒酔い運転で逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。