【千葉香取郡多古町の痴漢事件で在宅起訴】 前科回避は弁護士に相談 

【千葉香取郡多古町の痴漢事件で在宅起訴】 前科回避は弁護士に相談 

千葉県香取郡多古町在住のAさんは、電車内でVさんに対し痴漢行為をしたとして、千葉県香取警察署の警察官に事情聴取を受けました。
Aさんは、Vさんの下半身を触り、Vさんが悲鳴を上げたことで周りの乗客に取り押さえられ警察に引き渡されました。
その後、警察で事情聴取を受け初犯だったことを考慮し釈放されましたが、今後資格試験を控えるAさんは前科回避するため弁護士に今後の流れを相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【在宅起訴について解説】
在宅起訴とは、刑事事件の被疑者が身体拘束を受けないで起訴されることです。
在宅起訴される場合には、在宅事件という扱いとなり、仕事や学校に通いながら警察や検察の捜査を受けることになり、日常生活に大きな影響を与えることはありません。
一方、警察に逮捕され身柄が拘束される事件を身柄事件といい、身柄が拘束されている間は刑事施設に収容されることになるので、外出はもちろん外部と接触することは原則できません。
在宅のままか身柄が拘束されるかの判断基準としては
①軽微な事件の場合
②逃走や証拠隠滅の恐れがない場合
③住所がはっきりしている場合
等を考慮し、上記の点を満たしている場合は在宅で捜査が進むことが多いと言われています。
その後、警察の捜査が終了した段階で事件が検察に送られることになり、検察が不起訴や略式手続きでの罰金刑、正式に起訴の判断を行います。
ただ、在宅事件の場合、捜査機関が捜査する期限が定められておらず、最終的な処分が確定する時期が読めないことがあり、捜査を受けている側からすると精神的に負担がかかることも少なくありません。

【前科を回避する弁護活動】
通常在宅事件は、比較的軽微な事件が大半で、最終的には不起訴や罰金刑で終了するケースが大半です。
不起訴処分を獲得できれば前科が付くことはありませんが、罰金刑は前科となり、その後資格試験を受験できなくなったり、海外への渡航が困難になる場合があります。
罰金刑等の前科回避には、弁護士に弁護活動を依頼し、被害者との示談交渉や関係各所との連絡を任せることが得策と言えるでしょう。
事件毎に対応方法が異なりますので、詳しくは弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県香取郡多古町の刑事事件でお困りの方、前科回避したい方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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