【千葉県白井市の教職員の淫行事件で逮捕】 刑事事件に強い弁護士が対応
~事件~
千葉県白井市在住のAさんは、17歳のVさんと性交渉をしたとして、千葉県印西警察署に逮捕されました。
Aさんは、勤めていた高校に通っていたVさんの担任で、担当教科の授業や進路指導をVさんに行っていました。
Aさんは、Vさんに好意を抱くようになり、携帯電話のメッセージアプリで連絡をとり休日にデートに出かける等していました。
ある日、AさんはVさんの同意を得て性交渉を行いましたが、その後性交渉の事実が学校内で噂になり、学校が調査しAさんが淫行をしていたことが発覚しました。
Aさんは懲戒解雇となりましたが、再就職に向けて刑事処分を軽くしたいと考え、刑事事件に強い弁護士に事件対応を依頼しました。
(フィクションです)
教職員の淫行事件
淫行とは、地方自治体が定める青少年育成保護条例等で定義されている青少年(18歳未満の男女。千葉県では既婚者は除く。)と性交渉やみだらな行為等をすることを指します。
千葉県の場合には、「千葉県青少年健全育成条例」で成人が青少年と性交渉など、すなわち淫行は禁止されており、罰則が定められています。
教職員の場合には、日常的に青少年と関わる機会が多く、また最近ではスマートフォンのメッセージアプリを利用し学校外で教職員と生徒が連絡を取り合うことも容易なり、接触の頻度が増加していると言われています。
淫行の刑事罰
千葉県内で淫行行為を行い逮捕され、正式に起訴後有罪判決を受けると「2年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられることになります。
初犯であれば示談が成立している場合不起訴や罰金刑となることもありますが、前科・前歴がある場合や複数の青少年と性行為等をしていたことが明らかになった場合は懲役刑が科せられる可能性もあります。
また、教職員の場合には、生徒や生徒と同じ年代の青少年と性交渉を行ったという事実が重く受け止められ、テレビや新聞で報道される可能性が高くなり、実名を晒される等社会的制裁が科せられる可能性もあります。
淫行事件の弁護活動
淫行事件の弁護活動としては、被害者との示談締結が効果的と言われています。
ただし、淫行事件の場合は被害者の青少年の両親と示談交渉をすることになり、被害者感情等の観点から示談交渉が難航する場合があります。
その場合、淫行事件で示談実績のある弁護士や、刑事事件に強い弁護士に示談を依頼することが得策と言えるでしょう。
また、弁護士が早期に事件対応をすることで、実名報道回避等関係各所への対応も可能になりますので、一度弁護士に相談することをお勧めします。
千葉県白井市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が淫行事件を起こした方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。