千葉県八千代市の覚せい剤取締法違反事件 接見禁止一部解除に動く弁護士
千葉県八千代市に住むAさんは、ある日突然千葉県警察八千代警察署から来た警察官の家宅捜索を受けました。
Aさんはそのまま警察署に連行され、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。
後日、Aさんの家族が面会に行こうとしましたが、接見禁止となっているため面会できないと警察に言われ困っています。
(フィクションです)
【接見禁止とは】
逮捕後、勾留の理由や必要性があると認められる場合に、引き続き被疑者の身柄を拘束する処分を「勾留」といいます。
勾留された場合、原則として被疑者の家族などと留置施設の接見室で面会をすることが出来ます。
しかし、罪証隠滅のおそれが認められる場合には、弁護士以外との接見を禁止する「接見禁止」がなされることがあります。
否認事件や、組織犯罪、共犯事件、暴力団員の事件には、接見禁止が付されることが多いようです。
薬物事件は、その背後に犯罪組織が関与している可能性が高く、関係者との面会により口裏合わせを防ぐためにも接見禁止となるケースが多々見受けられます。
接見禁止となると、被疑者は弁護士以外の者との面会ができず、精神的に更に追い詰められた状態となり、自己に不利な供述をとられたりする可能性もあります。
そこで、弁護人である弁護士は、接見禁止決定に対して準抗告を行ったり、容認されない場合であっても解除の申し立てを行います。
接見禁止処分の解除申し立ては、裁判官の職権発動を促すものにすぎません。
しかし、家族との面会のみを許す一部解除については、裁判官も認める場合もありますので、一般人である被疑者の家族については罪証隠滅のおそれがないことを主張し、一部解除に向けて活動することが出来ます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門とする法律事務所です。
ご家族・ご友人が覚せい剤取締法違反事件で逮捕された、接見禁止となり面会できないとお困りであれば、弊所にご相談ください。
初回の法律相談:無料
千葉県警察八千代警察署までの初回接見費用:39,300円