【千葉県長生郡白子町で未成年を営利目的で誘拐し逮捕】 刑事事件に強い弁護士が対応

~事件~

千葉県長生郡白子町在住のAさんは、SNSを通じて未成年の女性Vさん(16歳)と知り合いました。
AさんはVさんに対し、「時給のいい飲食店のバイトがある」と自身の経営する風俗店で勤務させることを目的として誘惑し、Vさんはこれに応じました。
その後、風俗店で働かされることを知ったVさんが仕事を拒否しましたが、Aさんは強引にVさんを働かせました。
Vさんが風俗店から逃げ出し、警察に相談したところ、Aさんは営利目的等拐取罪で逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)

【営利目的で誘拐】


相手を暴行・脅迫により強引に自己又は第三者の支配下に置くことを略取と呼び、欺罔・誘惑で支配下に置くことを誘拐と呼びます。
具体的な行為としては、暴力で相手を抑え込み車に乗せて連れ去り行為や、相手を誘い文句を用いて上手く騙し連れ去る行為等があります。
未成年を略取又は誘拐した場合には、未成年者拐取罪(刑法224条)が成立する場合があります。
上記Aさんの場合、未成年のVさんを騙したうえで誘拐していることから、未成年者誘拐罪が成立することになりますが、風俗店で働かせ利益を得るという営利目的があった場合にはより重い営利目的等拐取罪(刑法225条)が成立します。
営利目的等拐取罪で逮捕後に起訴され有罪判決を受けると、「1年以上10年以下の懲役」が科せられることになります。
未成年を風俗店で働かせる目的であった場合、捜査機関に犯行が悪質と判断され、最終的な刑事処分が重くなる可能性があります。

【営利目的等拐取罪の弁護活動】


営利目的等拐取罪の弁護士の弁護活動としては、被害者との示談が効果的と言われています。しかし,被害者が未成年の場合には、未成年の両親と示談交渉をすることになり、交渉が難航することが多いと言われています。

その場合は、刑事事件で未成年の両親と示談交渉の経験のある弁護士に示談交渉を依頼することが得策と言えます。
最終的に示談が成立していると、刑事罰が軽くなることもありますので、詳しくは弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県長生郡白子町の刑事事件で弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県茂原警察署*までの初回接見費用:39,700円

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