~事件~
千葉県習志野市在住のA君(18歳)は、半グレと呼ばれ不良グループに所属していました。
グループでは、窃盗した商品を転売や、成人男性に対し恐喝行為を行い金銭を脅し取っていました。
ある日、A君がグループ数人で行動していると、他の半グレグループとトラブルに発展し、A君がV君を殴り全治2週間の怪我を負わせました。
その後、習志野警察署の捜査によりA君の犯行が明らかとなり、グループのメンバー全員が逮捕され、手続きが進み観護措置が取られ、A君は少年鑑別所に収容されました。
A君の両親は、今後のA君の更生を願い少年事件に強い弁護士に事件対応を依頼しました。
(実話を基にしたフィクションです)
【半グレとは】
半グレとは、暴力団に所属せず犯罪行為を繰り返す集団と定義されています。
100人前後の組織で特殊詐欺等の犯罪を繰り返しているグループから、数人で恐喝や窃盗を行っているグループがあると言われ、捜査機関もすべての実態を把握しているとは言えない状況となっています。
半グレが勢力を増した背景としては、暴力団対策法や各都道府県の暴力団排除条例の適用を受けないことが要因であると言われています。
暴力団より格安で用心棒として雇えることや等も半グレが勢力の伸ばしている一因と言われています。
ただ、警察も取り締まりを強化しており、ある地域では半グレグループ数十名を一斉に逮捕したという報道もされているように、今後逮捕者が増加する見込みです。
【半グレグループに所属する少年の弁護活動】
上記A君の場合には、通常の少年事件の対応に加え、半グレグループからの脱退の支援とその後の環境の整備が必要となります。
大きな痛みが伴いますが、半グレグループから脱退し、二度とかかわらないように少年本人と両親が行動することが重要になります。
また、再度非行に走らないよう、両親が学業や生活面でしっかり監督していく必要があります。
ただし、両親の力だけでは対応しきれないことがあり、その場合には少年事件に強い弁護士を少年の付添人弁護士として活動してもらうことをお勧めします。
千葉県習志野市の少年事件に強い弁護士をお探しの方、子供が半グレグループに所属し事件を起こしてしまった方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
初回相談料:無料
千葉県習志野警察署までの初回接見費用:36,700円