【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士

【千葉県香取郡多古町の少年がシンナー使用で逮捕】 少年事件専門弁護士

~事件~
千葉県香取郡多古町在住のA君は、シンナーを吸引したとして、千葉県香取警察署逮捕されました。
A君は、学校の先輩から「これ吸ったら気持ちよくなる」とシンナーの吸引を勧められ、断り切れずにシンナーを吸引しました。
ある日、放課後に先輩とシンナー使用していると、巡回中の警察官がシンナー使用している現場を目撃し、A君は逮捕されることになりました。
(実話を基にしたフィクションです)

シンナー使用で逮捕

シンナーとは、塗料を薄めるために使用される有機溶剤のことを指し、その成分となるトルエン等とともに、「毒物及び劇物取締法」により、その乱用等が規制されています(3条の3,同法施行令32条の2)。
シンナーを吸引すると、神経が抑制されぼんやりしたり、逆に酩酊状態に近い状態となり気持ちが高揚する等の作用があります。
シンナー使用を続けると、徐々に集中力や判断力が鈍くなり、症状が悪化すると幻覚や幻聴の症状が現れる可能性があります。
また、シンナー使用は化合物を体内に摂取していることになり、脳や臓器に多大な影響を与え、脳の萎縮や失明等の症例が報告されています。
ただ、以前よりシンナー使用で補導・逮捕される少年が減ってきていると言われています。

シンナー使用の刑事罰

シンナー使用(摂取若しくは吸入)は、毒物及び劇物取締法に違反する行為となります。
成人の場合、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「1年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金又はこの併科」が科せられることになります。
少年事件の場合には、成人に下される量刑を基準として家庭裁判所が最終的な処分を下すことになります。
初犯の場合、少年事件で最も重い処分とされる少年院送致の可能性は低いですが、前歴やその他薬物の使用歴がある場合には、少年院送致の可能性も否定できません。
シンナー使用などの薬物事件では,薬物の危険性の理解とともに,薬物との関係を絶つ環境づくりなどが重視されます。
最終的な処分を軽くしたいと考えている方は、一度弁護士に相談し事件対応を依頼することをお勧めします。

千葉県香取郡多古町少年事件でお困りの方、子どもがシンナー使用逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回相談料:無料
千葉県香取警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい

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