【千葉県船橋市の同性への迷惑防止条例違反事件】 報道回避は弁護士に相談

【千葉県船橋市の同性への迷惑防止条例違反事件】 報道回避は弁護士に相談

~事件~
千葉県船橋市在住のAさんは、温泉施設内でVさんの下半身を触ったとして、千葉県船橋警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、温泉施設内の男性用の休憩所にて、Vさんに近づき衣服の上から下半身を触りその場を立ち去りました。
その後、Vさんと温泉施設の従業員がAさんを取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡され逮捕されることになりました。
Aさんは、この事件が報道されると勤務先を解雇される可能性が高いことから、弁護士報道回避する方法を相談しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【同性に対するわいせつ行為】
わいせつ行為を処罰する刑法や各都道府県の迷惑防止条例では、被害者は男女を問わず、男性から男性に対する行為も処罰の対象となります。
最近では、同性に対する性犯罪が報道されることが多くなり、テレビや新聞で見かける機会も増加しています。
上記Aさんの場合、Vさんに対する行為が千葉県迷惑防止条例違反となり、逮捕後に起訴され有罪判決を受けると「6カ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられます。

【報道回避するためには】
公務員や公共性の高い会社に勤務している人、芸能関係者等が逮捕されると、世間の関心が集まるため報道されやすい傾向にあります。
さらに、重大な刑事事件(強制性交や飲酒ひき逃げ事件)の場合には、報道回避することは非常に困難と言われています。
具体的に報道回避する方法としては、マスコミへの公表を控えるよう捜査機関に対して弁護士から意見書を提出する方法があります。
この書面に関しては法的拘束力はなく、捜査機関の一存でマスコミへの公表の有無が決まってしまいますが,弁護士が付いていることにより,公表する必要がないと判断して公表を控える可能性もあります。
その他に、弁護士が早期に対応し、被害者と示談交渉を成立させ、その旨捜査機関に報告し粘り強く交渉することで、公表せず報道回避の可能性が高くなります。
また、仮にマスコミに対して公表されるとしても職業や氏名を伏せるといった実名報道回避できる可能性もでてきます。
事件毎に対応方法が異なりますので、詳しくは弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県船橋市の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が逮捕され報道回避したいと考えている方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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