【千葉県長生郡白子町の高校生が強盗事件で逮捕】 少年事件に強い弁護士
~事件~
千葉県長生郡白子町在住の高校生A君は、千葉県内のパチンコ景品交換所から現金を奪ったとして、千葉県茂原警察署の警察官に逮捕されました。
A君は、遊ぶ金欲しさから、パチンコ景品交換所から現金を奪おうと決心し、包丁を購入後に現地に向かい、従業員に包丁を向け現金100万円を奪い取り逃走しました。
その後、防犯カメラの映像からA君の犯行が明らかになり、逮捕されることになりA君の両親が弁護士に接見に向かってもらいました。
(実話を基にしたフィクションです)
【高校生が強盗】
強盗とは、相手の抵抗を抑圧するような暴行又は脅迫を手段として、財物の交付・財産上の利益を移転させることです。
具体的には、上記A君のように、相手に刃物を向けて抵抗できない状態にし、相手の財物(現金等)を移転させる行為が挙げられます。
似たような犯罪として恐喝がありますが、違いとしては暴行と脅迫の程度で、刃物や金属バット等の凶器を用いた場合には強盗となるケースが多いです。
高校生等の未成年の場合、実際に店等に押し入り強盗を働くケースは稀で、交友・男女関係のトラブルから強盗に発展するケースが見受けられます。
【強盗の刑事罰】
成人の者が強盗罪で逮捕され、起訴後に有罪判決を受けると「5年以上の有期懲役(最長20年)」が科せられることになります。(刑法第236条)
また、強盗の際に相手に怪我を負わせた場合には「無期又は6年以上の懲役」、相手を死亡させた場合には「死刑又は無期懲役」が科せられることになります。(刑法第240条)
高校生等の未成年の場合、原則として家庭裁判所が判断した処分が下され、死刑や懲役が科せられることはありませんが、成人が科せられる量刑に準じて処分が判断されることになります。
家庭裁判所が下す最も重い処分としては、少年院送致という処分で、少年院に身柄を拘束し最長で2年間更生のための矯正や教育が行われることになります。
【高校生の強盗の刑事弁護】
高校生が犯した強盗の弁護活動としては
①弁護士を通じて被害者との示談
②更生の可能性や今後の環境の構築を訴えかける
③強盗ではなく恐喝の範囲であったことを訴えかける
等が挙げられます。
事件毎に対応方法は異なりますが、弁護士が被害者や関係各所に事件の対応をすることで、少年院回避の可能性が出てきます。
ですので、一度少年事件に強い弁護士に相談や接見に向かってもらうことをお勧めします。
千葉県長生郡白子町の刑事事件でお困りの方、子供が強盗事件を起こしてしまった方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。