【千葉県夷隅郡御宿町の風俗店利用客を恐喝し逮捕】 弁護士が対応

【千葉県夷隅郡御宿町の風俗店利用客を恐喝し逮捕】 弁護士が対応

~事件~
千葉県夷隅郡御宿町在住のAさんは、自身が経営する風俗店の利用客から金銭を脅し取ったとして、千葉県いすみ警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは、千葉県内で派遣型風俗店を経営し、利用客に対して「本番行為を強要した」、「家族や会社に連絡する」等と脅し、100人以上から金銭を脅し取っていました。
利用客の1人が警察に被害を訴え、いすみ警察署がAさんと風俗店を調べた結果、恐喝行為をしていたことが発覚しました。
(実話を基にしたフィクションです)

【風俗店利用客を恐喝】
一般的な風俗関係のトラブルとしては、利用客が女性従業員に対し本番行為や想定されていないサービスを強要することでトラブルや事件となることがあります。
その後、女性従業員や風俗店と示談交渉を行い和解するといったケースもあります。
一方で、利用客が本番行為等を強要していないにも関わらず、風俗店側が因縁をつけ家族や職場に連絡すると脅して金銭を奪い取るケースもあります。
警察に被害を訴えた場合、恐喝罪が成立する可能性が高いですが、事件が発覚し家族や職場に風俗店を利用していたことが発覚することを後ろめたく思い、泣き寝入りすることもあります。

【恐喝罪で逮捕されると】
上記Aさんの場合、風俗店の利用客を脅し、金銭を奪い取っている行為が「恐喝罪」に該当します。
逮捕後、正式に起訴され有罪判決を受けると「10年以下の懲役」が科せられます。(刑法249条1項)罰金刑が規定されておらず、比較的重い刑事罰となっています。
また、未遂の場合も処罰されることになります。
初犯の場合は、被害者との示談が成立していれば、不起訴や執行猶予を獲得できることもありますが、組織的に恐喝行為を行っている場合等は実際に懲役刑が科せられる可能性もあります。

【恐喝の弁護活動】
恐喝の弁護活動としては、被害者との示談が効果的と言われています。
弁護士を通じて被害者と示談交渉を行い和解することで、刑事罰が軽減される可能性が高くなります。
ただし、上記Aさんのように被害者が100人以上となっている場合は、現実的に全員と示談を成立させることは困難です。次善の策として,特定できる被害者と示談する,贖罪寄附をすることなどが考えられます。
具体的な対応方法は弁護士に相談することをお勧めします。

千葉県夷隅郡御宿町の刑事事件でお困りの方、ご家族やご友人が恐喝逮捕された方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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